<p>家庭にある酢と重曹で簡単に 壁紙のカビの落とし方</p><p><その壁汚れカビかも 落とす方法は?> ジメジメするこれからの季節、壁紙にカビが生えることがあります。放置しているとアレルギーを招いたり、ダニが増えたりと、健康に悪影響が出る可能性もあるとのこと。そこで酢と重曹を使ったカビの落とし方を教えていただきました。</p><p>ジメジメした季節はカビが気になります。なかでも壁紙に生えたカビは、処理をためらってしまうこともあるのではないでしょうか。全国で家事代行サービスなどを展開するカジタク・サプライヤチームの鈴木健吾さんに、壁紙のカビの落とし方を教えていただきます。</p><p>「カビが生える条件はいろいろありますが、大きく影響するのが湿度です。予防のために部屋の換気が有効ですが、梅雨どきは屋外も湿度が高いですね。また、部屋干しや料理など生活のなかで、湿度も上がりやすくなります。壁紙が水分を含んでカビの増殖を招いてしまうのです」(鈴木さん) カビが生えたままにすると、見た目が悪いだけではありません。 「放置しているとカビが広がるだけでなく、深く根付いてしまうのでやっかいです。さらに、カビの胞子がアレルギー発症を招いたり、餌にするダニが増えたりと、健康に悪影響が出る可能性もあります。できるだけ、はやく処理した方がいいでしょう」(鈴木さん) 酢と重曹で壁紙のカビ落とし 「酢を使って下処理をしてから、重曹を使って落とします。殺菌のため、消毒用アルコールをスプレーし、十分に乾かします。これでカビ自体の処理はできますが、色素が残ることもあります。 さらに処理する場合は、壁紙の材質によって塩素系漂白剤かカビ取り洗剤を使います。ポイントは、壁紙が水を吸うか吸わないか。洗面所や浴室、キッチンなどの水回りの壁紙は水を吸わないタイプ。ビニールクロスも水を吸いません。布クロスなどは、水を吸うタイプです。水を濡らした指で触れたり、少量をスプレーすると確認できます」(鈴木さん) ▼用意するもの 酢、水、重曹、消毒用エタノール、スプレーボトル、雑巾など ▼下処理</p>