もっと詳しく

ロシア・ウクライナ紛争の勃発以来、西側全体が「共通の敵への憤怒」という感情的高まりと「同盟の復活」という勝利の雰囲気に浸っている。3年前にはマクロン仏大統領に「脳死」と呼ばれたNATOが、一夜にして若返りの妙薬を探し当て、ピントのぼけた戦略と内輪もめという宿痾が癒えたかのようだが、本…