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BMWが新しくなった「カーブディスプレイ」が装着されたM3の内装を公開!加えてほとんどのモデルでアップデートを発表、さらに輸送中の新型XMも目撃される

| Mモデルにもついに巨大ディスプレイが装備されることに |

ただしBMWは「いずれこの巨大ディスプレイが時代遅れになる」ともコメント

さて、BMWは昨日「(フェイスリフト/マイナーチェンジ版の)新型3シリーズ」を発表したところですが、今回は同じくフェイスリフトモデルとなる新型M3のインテリア画像を公開。

これを見ると新型3シリーズ同様のカーブド・ディスプレイ搭載が確認でき、さらにワイヤレス充電トレイの装備、インテリアトリムにはアルミニウム・アンスラサイト仕上げ、もしくはMインテリア・トリム、フローズン・ピュアグレー・メタリック仕上げが選択できるようになったこと、M4クーペには新しいMグラフィック・パッケージが設定されることについてもアナウンスされています。

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BMWは多数のモデルのアップデートを発表

なお、BMWは新型3シリーズの発表を皮切りに多くのモデルについてのアップデートを発表し、2シリーズ アクティブ ツアラーだと2種類の新しいプラグインハイブリッドパワートレインと新しいマイルドハイブリッドディーゼルが追加されること、2シリーズクーペには、最高出力374psのM240iがラインナップに追加されること、新しいパドルシフトと、12.3インチのデジタルメータークラスター+14.9インチのインフォテインメントディスプレイにて構成されるカーブドディスプレイが採用されることについても言及しています。

さらに4シリーズ グランクーペだと、後輪駆動のみのM440iの追加、最高出力286PS、最大トルク650Nmを発生する3.0リッター・ターボディーゼルを搭載した「430d xDrive グランクーペ」も新たに追加され、Mスポーツパッケージ・プロ(モデルによっても異なるが、シャドウラインが拡大されたり、レッドペイントのブレーキキャリパーが装着されたりする)も設定されています。

加えて5シリーズ・セダン/ツーリング、6シリーズ・グランツーリスモでもMスポーツパッケージ・プロが選べるようになり、Z4ではフルデジタルメーターが標準化され、X5とX6には、ヴィーガン素材を使用したSensafin社製のデコール・キルティング・インテリアが選択可能となっています。

全体的に見て変更内容は各シリーズにおいて共通する部分が多く、しかし3/4/5シリーズではMスポーツパッケージ・プロが選べるようになり、一部上位モデルではヴィーガン内装対応といったイメージですね。

輸送中のBMW XMも目撃される

そしてBMWは「M社の50周年記念モデル」としてXMコンセプトを発表していますが、今回はその市販モデルと見られる車両が輸送される姿が捉えられています。

これまでにも何度かXM市販モデルのプロトタイプが目撃されているものの、今回輸送中の個体はかなり偽装が少なく、コンセプト版のXMとほぼ同じ外観を持つことも確認可能で、つまり「フレームが光る」そして巨大なキドニーグリルはそのまま市販モデルに採用されると考えていいのかもしれません。

なお、BMW M社はBMWのモータースポーツ部門として50年前に誕生していますが、そのM社の50周年になぜこの奇っ怪なSUVがフラッグシップモデルとして登場したのかはまったくの謎で、しかし非常にパワフルなパワートレイン(653馬力バージョンと748馬力バージョン)を積むことでそのエクスキューズとしているのかもしれません。

ただ、近年のBMWは、「一般受けするクルマ」よりも、(特定モデルにおいて)多くの人にそっぽを向かれたとしても、一部の人に強烈に愛されることを目的とした排他的なデザインを持たせる傾向にあり、その意味ではこのXMも一部にて強い支持を集めることになるのかもしれません。

もしかすると、「スポーツカーを発表したとしても」よほどブッチギリの性能や、ニュルブルクリンク等のコースレコードを持たない限りはさほど話題にはならず(そして話題になったとしても一時的)、であれば「全く新しいジャンル」のほうが目立ちやすいと考えた可能性もありそうです。

いずれにせよ、これだけ話題になっている時点において、BMWの戦略は「正しかった」と考えて良いのかもしれません。

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参照:wilcoblok

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