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<p>世界銀行、今年の世界成長予想を下方修正-ロシアのウクライナ侵攻で</p><p>世界銀行、今年の世界成長予想を下方修正-ロシアのウクライナ侵攻で</p><p>世界銀行は今年の世界成長率の予想を下方修正した。ロシアのウクライナ侵攻が理由。世銀は進行中のさまざまな危機に対応する国を支援するため、新型コロナウイルス対策を上回る資金パッケージも準備する意向だ。</p><p>マルパス総裁は18日、記者団との電話会見で、2022年の世界成長率予想を3.2%と、1月時点予想の4.1%から引き下げたと述べた。ロシアとウクライナを含む欧州・中央アジアの見通し引き下げが全体の下方修正につながったと説明した。21年の世界成長率は5.7%だったとしている。 ウクライナは今年45%のマイナス成長、ロシアも11%落ち込みへ-世銀 世銀はまた、今年4月から来年6月までの15カ月間を対象とする約1700億ドル(約21兆5200億円)規模の新たな危機対応パッケージについて、今後数週間に理事会で協議が行われるとの見通しを示した。パッケージ全体のうち500億ドル程度は向こう3カ月に活用されるという。 マルパス総裁は「危機が続いていることを踏まえ、継続した大規模な危機対応を講じる」とし、新たなパッケージは新型コロナのパンデミック(世界的大流行)の初期に導入した対策パッケージの1570億ドルを上回ると付け加えた。 原題:</p>