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「東西書肆街考」表紙「東西書肆(しょし)街考」は江戸時代以降の京都・神田という書店と出版社の集まる街の成り立ちを描く書。京都の出版業は元禄時代に栄えた。「仏書のほかに儒書・国書・歌書・俳書・謡曲本・浄瑠璃本・名所案内、その他あらゆる方面の出版」がされたと記される。今も、グルメ、健…