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<p>3戦連続初回KO勝利中の武居由樹 大橋秀行会長は異例の?「判定勝ちでいい」</p><p>3戦連続初回KO勝利中の武居由樹 大橋秀行会長は異例の?「判定勝ちでいい」 #スポーツ #sports #ニュース</p><p>元K―1ワールドGPスーパーバンタム級王者で、プロボクシング4戦目に臨む武居由樹(大橋)が18日、元WBC&WBA世界ミニマム級王者の大橋秀行会長、元世界3階級王者の八重樫東トレーナーとともにリモー</p><p>ト記者会見に応じ、「しっかり打って倒したい」と意気込みを語った。試合はひかりTV、ABEMAで生配信される。 昨年3月のプロボクシング転向初戦で初回KO勝ちして以降、3戦連続で初回で決着をつけてきた武居。今回は日本スーパーバンタム級16位・河村真吾(堺春木)が相手で、谷口将隆(ワタナベ)―石沢開(M・T)のWBO世界ミニマム級タイトルマッチのアンダーカード(前座)として、初めて日本ランカーを迎え、初の10回戦に臨む。「コンディションはバッチリです。前回より調子良い感じで仕上がっている」。すでに予定していたスパーリングは消化。この日はシャドーボクシング、ミット打ち、サンドバッグ、ロープ跳びなど1時間半みっちりと汗を流した。 河村に対しては「ガンガン前に出てきて、気持ちの強い選手だろうなという印象。簡単には倒せない。しっかり打って倒す、という試合をしたい。スタミナは心配ないし、フルラウンドでも、倒すつもりでも、と両方の気持ちを持っている」と話した。八重樫トレーナーは「結果的に3試合とも1ラウンドで終わっているけど、やってきたことは継続的に行っている。スキル的な部分で、その都度、課題とからも変わってきている。スタミナは問題ありません」と、武居が着実に力をつけている手応えを持っている。 「練習からボクシングがうまくなっている。著しく成長を感じる」と話した大橋会長は「今回は判定勝ちでいい。無理に倒そうとすると、自分のボクシングができなくなっちゃうから。1ラウンドで勝てばお客さんも喜んでくれると思うけど、肩の力を抜いて。ディフェンスとかを確認して、次のステップになるような試合をしてほしい」と話した。 今回、試合が行われる4月22日は、武居が2017年にK―1ワールドGPスーパーバンタム級王者となった記念すべき日。前回の試合は昨年12月14日に行われたWBA&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(大橋)とアラン・ディパエン(タイ)戦の前座だったが、1年前の20年12月13日には同じ両国国技館でK―1卒業を発表している。武居は「巡り合わせに運命的なものを感じます。そういうのを大事にしている」と気を引き締めた。 会見では、6月19日に東京ドームで行われる那須川天心―武尊戦について聞かれると、「どっちが勝つか分からなくて。どちらが勝ってもおかしくないという試合」と話した。「無敗で天心君に(ボクシング界へ)来てもらって一緒に盛り上げていきたいという気持ちはあるし、一方で、K―1代表として武尊君に勝ってもらいたいという気持ちもある」と両者の健闘に期待していた。</p>