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<p>茨城 土浦 航空自衛隊分屯基地で迎撃ミサイルPAC3の展開訓練 | NHK</p><p>茨城 土浦 航空自衛隊分屯基地で迎撃ミサイルPAC3の展開訓練 #nhk_news</p><p>【NHK】茨城県土浦市にある航空自衛隊の分屯基地で、地上配備型の迎撃ミサイル「PAC3」の展開訓練が行われました。</p><p>こうした訓練は迅速に展開するために日頃から行っているということで、航空自衛隊霞ヶ浦分屯基地の本郷和宏第3高射隊長は「国民の生命・財産を守るため、平素から不断の努力を継続していくことが最も重要な役割と考えている」と話していました。 日本のミサイル防衛 日本のミサイル防衛は、イージス艦とPAC3の「2段構え」で迎撃する体制をとっていて、PAC3は、イージス艦で相手のミサイルを迎撃できなかった時に地上付近で撃ち落とすための「最後の砦」と位置づけられています。 日本周辺でミサイルが発射された場合、アメリカの早期警戒衛星が探知した情報をもとに、国内各地に配備された航空自衛隊の高性能レーダーが追尾を開始します。 イージス艦で撃ち落とせなかった時に迎撃するのが、地上配備型の迎撃ミサイルPAC3で、航空自衛隊によりますと、現在、北海道から沖縄まで全国18の基地に配備されています。 射程が数十キロと短いことから、落下が予想される場所や重要な施設などの近くであらかじめ展開しておく必要があり、東京 市ヶ谷の防衛省では3年前からPAC3の部隊が常時、展開しています。 また、全国の部隊で、迅速に展開するための訓練を繰り返しているということです。</p>