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最初はTDP850W、次に600Wときて、いよいよ現実的な数字に近付いたようだ。

最新のリークによると、NVIDIAの次世代GeForce RTX 4090は、以前の情報よりも若干のスペックダウンと、それに伴いTDPも450Wに落ち着くようだ。

この記事の要点

126個のSMで16128個のCUDAコアを搭載するRTX 4090

GPU関連のリークを行っている、kopite7kimi氏の最新のツイートによると、NVIDIAの次世代GeForce RTX 4090は、126個のストリーミングマルチプロセッサ(SM)を搭載し、合計で16128個のCUDAコアで構成されるとのことだ。

これは、以前に噂されていたSM数140-142個よりもはるかに少なくなっている。RTX 4090に採用されるAD102 GPU自体には144個のSMが搭載されているとのことで、RTX 4090ではこのうち一部が無効な形で出荷されると言うことだ。歩留まり率を上げるためなどもあるだろうが、完全なAD102 GPUは、その後のRTX 4090 Tiのような、より強力な製品で搭載されると思われる。

また、kopite7kimi氏のツイートでは、最新のRTX 4090の仕様がまとめられている。これによると、TDPは600Wではなく450Wと、だいぶ落ち着いた数値になった。これまで噂されていた600Wという数値は、4090 Tiモデルである可能性が考えられる。また、RTX 4090はRTX 3090(TDP350W)の「2倍の速さ」とのことだ。

メモリ仕様に関しては従来の投稿をなぞる形となっている。つまり21Gbpsのクロックで24GBのGDDR6Xメモリを搭載する。これは、384ビットのメモリバスと1TB/sを超える帯域幅と言うことだ。

また新たな情報によると、GeForceRTX40シリーズは7月中旬に発売される予定とのことだ。最初にリリースされるのはRTX4090、4080、および4070と考えられている。

今後発売が近付くにつれて具体的な仕様が更に明らかになってくるだろう。

噂のNVIDIA GeForce RTX 4000シリーズ仕様

スクロールできます
RTX 4090 RTX 4080 RTX 4070
アーキテクチャ Ada Lovelace
TSMC N4
Ada Lovelace
TSMC N4
Ada Lovelace
TSMC N4
GPU AD102-300 AD103 AD104-400
ボード番号 PG137 / 139-SKU330 TBC PG141-SKU341
Streaming Multiprocessors(SMs) 126 80-82 56-56
CUDAコア 16128 10752 7680
メモリ 24 GB G6X 16GB G6X 12 GB G6
メモリ速度 21 Gbps 確認中 18 Gbps
TDP 450W 350W 300W
発売日 2022年7月中旬 2022年7月中旬 2022年7月中旬