北村氏といえば、警察庁でスパイや国際テロ対策などを担当する外事畑を歩き、第1次内閣では首相秘書官を務めた。その後、兵庫県警本部長や外事情報部長などを歴任して民主党政権末期に内閣情報調査室トップの内閣情報官に就任し、第2次内閣が発足するとそのまま留任、足かけ8年にわたり内閣情報官として内調を仕切った。
「官邸のアイヒマン」の異名は、この内閣情報官時代に内調の情報力を駆使して数々の官邸がらみのスキャンダルの“火消し”に動いた手法に対し、それを警戒するメディア側がそう呼び始めた経緯がある。
その一つが政権を揺るがせた加計学園問題だ。同学園の獣医学部新設計画をめぐっては、内閣府から「総理のご意向」と伝えられたという文部科学省の経緯確認文書の真偽が争点となり、前川喜平・元文科事務次官の「文書は本物」という証言で官邸は窮地に追い込まれた。
そのタイミングで読売新聞が前川氏の「出会い系バー通い」をスクープし、証言者の前川氏はスキャンダルにさらされた。
当時、この「出会い系バー通い」は警察が情報をつかみ、北村氏が仕切る内閣情報調査室ルートで官邸にあげられ、官邸からリークされたものとの見方が様々なメディアで報じられ、北村氏の情報収集力の高さを物語る“伝説”のひとつとなっている。
一方の読売・日本テレビグループはこれまで大物財務官僚の天下りを受け入れてきたことで知られる。
しかし、同じ大物官僚の天下りを受け入れるにしても、国の財政を所管してきた財務官僚と警察官僚とでは意味が違う。ましてや「政府の情報機関」の“伝説のトップ”が大メディアの監査役に就任することは日本テレビの報道にどんな影響を与えるのか。
メディア界には、「日テレの御用メディア化が一段と進むのではないか」(ベテラン政治記者)と衝撃を与え、岸田文雄・首相サイドは「元総理へのメディアへの影響力が強まるのではないか」と警戒している。
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https://www.news-postseven.com/archives/20220517_1754857.html
引用元: ・【天下り】元内調トップで安倍氏側近、北村滋・元情報官の日テレ転身で波紋 [生玉子★]
予想通りの腐敗読売新聞
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