KAT VRは、ルームランナー型VR用歩行デバイス「KAT」の次世代モデル「KAT Walk C2」を発表。クラウドファンディングをKickstarterで実施中です。5月17日(火)現在、調達額は約1億3,000万円を突破しています(目標額は約3,200万円)。
「KAT Walk C2」は、デバイス上部を歩くことでルームランナー上の床が動作し、プレイヤーは基本位置から動かずにバーチャル空間で歩行できるデバイス。重さや約54kgで、走る、飛ぶ、しゃがみ、前傾姿勢といった、旧モデルでは行えなかった動きにも対応します。KAT VRによれば、足のトラッキングと、専用シューズの品質も向上したとのこと。
対応VRヘッドセットは、PC接続型のVRやPlayStation VR、Meta Questシリーズ(Air/Oculus Link状態でPC接続必要)など。記事執筆時点では、早期予約特典はすでに品切れとなっており、998ドルのプランでのみ注文可能となっています。最初の出荷は2022年7月頃に行われる予定です。
また追加で200ドルを支払うことで触覚フィードバックが実装され、座位も可能な「C2 Plus」モデルも購入可能です。
クラウドファンディングには、ストレッチゴールも設定されています。現時点では「磁気チャージケーブル」と「10種類以上のデモゲームと開発者向けプラットフォーム」がアンロック済。その他のゴールは以下の通りです。
・着座/歩行機能(200万ドル)
・自然なビークルコントロールシミュレーション(300万ドル)
・Meta Quest(非Link状態)対応(500万ドル)
「KAT Walk」シリーズは、日本国内でも導入する施設が登場し始めています。4月にオープンした東京タワーのeスポーツ施設「RED° TOKYO TOWER」には、VRエリアに「KAT WALK mini S」が導入されており、ホラーやシューティングなどのVRコンテンツを体験できます。
クラウドファンディングサイトはこちら。
https://www.kickstarter.com/projects/katvr/kat-walk-c2-all-action-and-cross-platform-vr-gaming-treadmill
(参考)Road to VR
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