東レ・ファインケミカルは、事業の選択と集中を推し進める。国内で唯一手がけるポリサルファイドポリマー事業は、接着剤原料のエポキシ樹脂速硬化剤が海外のDIY市場拡大によりとりわけ好調で、千葉県の工場の専用設備を増設し生産能力を現状比3倍程度に高める。さらにメルトブロー不織布も医療用・産業用マスクの需要伸長に応えるため愛媛県の製造拠点で増強する。どちらも2023年度をめどに稼働開始予定。一方、セルローススポンジは需要動向などを踏まえ生産を終了。成長の牽引役である製品に経営資源を厚く配分し、収益基盤を強固にする。続きは本紙で
専用設備を増設する千葉工場
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