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<p>ハチが巣を作りやすい場所をチェック 早期対策・駆除がカギ</p><p><自宅をチェック> スズメバチやアシナガバチなど、ハチ(蜂)の害は毎年30~40人の死者が出るほど危険性が高いもの。ハチ被害を減らすためには、巣を作りやすい場所をチェックし、まだハチが少ない今の時期に対策・駆除をすることが重要です。</p><p>スズメバチやアシナガバチなど、ハチの害は毎年30~40人の死者が出るほど危険性が高いもの。ハチ被害を減らすためには、巣を作りやすい場所をチェックし、まだハチが少ない今の時期に対策をすることが重要です。</p><p>気がついたら家にハチの巣ができていた、なんて話を聞いたりしますが、スズメバチやアシナガバチなど、ハチの害は毎年30~40人の死者が出るほど危険性が高いものです。 家の周りのリスクを減らすため、今行うべき対策を教えていただきます。 昨年に続いて今年の夏も猛暑が予想され、ハチの増加が懸念されています。虫ケア用品大手のアース製薬は、家周辺でのハチ被害を減らすためには、早いうちから対策すべきだとアドバイスします。 「攻撃性が強く、危険とされるスズメバチも、今はまだ女王バチが単独か、働きバチがいても数匹レベル。巣のサイズも25cm未満で、駆除もしやすいのです」 ハチといえば集団生活をする昆虫の代表であり、巣に近寄るだけで危険なこともあります。しかし、スズメバチ、アシナガバチは、季節により数や行動が異なるのです。 「たとえば、近年都市部の市街地で見かけることが増えているキイロスズメバチは、4月上旬から5月頃までに、越冬から目覚めた女王バチが軒下や木の枝、天井裏などに巣を作り始めます。巣の働きバチはすべて女王バチが産んだ卵から羽化したものです。ですから、女王バチはたった1匹で営巣を始め、産卵、採餌、育児、防衛なども行います。 6月頃に働きバチが羽化すると、女王バチは労働から解放されて産卵に専念します。これ以降急速に個体数が増え、巣も大きくなっていきます。9月〜10月には1つの巣で1000匹を超え、巣を守ろうと攻撃的になります」 ほかのスズメバチやアシナガバチでも、女王バチ1匹で営巣を行い、増えていくというライフサイクルは共通しています。女王バチが単独行動している間に、自宅や周囲に巣がないか確かめれば、効率よく比較的安全に駆除できるといいます。 ハチの巣、どこが危ない? 「基本的には前年に巣を作られた場所や玄関、軒下、雨風をしのげる木の枝や茂みなどに注意しましょう。ハチの種類によって作りやすい場所が微妙に違うこともあるので、次の表も参考にしてください」 巣が小さいうちに除去</p>