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<p>5月最も暑いのは?高温ランキングを独占する「北海道」の謎(tenki.jpサプリ 2022年05月18日) – tenki.jp</p><p>【5月最も暑いのは?高温ランキングを独占する「北海道」の謎】 「日本で5月一番暑いのはどこ?」そう聞かれれば、多くの人は「沖縄」が浮かぶでしょ..</p><p>「日本で5月一番暑いのはどこ?」そう聞かれれば、多くの人は「沖縄」が浮かぶでしょう。平均的に考えると確かに間違いではありませんが、最高気温の極値はなんと「北海道」が1位、しかもTOP10を独占しています。</p><p>ご覧の通り、日本の5月の最高気温の極値はなんと北海道で、39.5℃という猛烈な暑さを記録し、5月の全国観測史上最高気温を北海道の地点でTOP10はおろかTOP15まで独占しています。 特筆すべきは、観測起日で全て2019年5月26日となっています。いったいこの日北海道で何があったのでしょうか? この日北海道では、上空1500m付近で22℃という、真夏でも年に数回程度の記録的な暖気が西から流れ込んでいました。最終的に39.5℃を記録した佐呂間では午前8時台ですでに35℃に達しており、それまでの日本の5月最高気温37.3℃(埼玉県秩父)や、佐呂間の5月下旬の平均最高気温が「18.9℃」であることを考えると、極めて異例の暑さであったことがわかります。 「暑い」ことは、「大雨」「台風」などの災害に比べて軽視されがちですが、この時期の、しかも北海道で39℃はもはや「災害」と言えます。その他の地域でも、ここまでの暑さになることは稀ですが、5月はまだ暑さに慣れていない時期でもあるため、早めの熱中症対策を心掛けましょう。</p>