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秀幸(菊五郎)の父である三代尾上菊之助の七代目尾上梅幸襲名披露が1947年2月に東京劇場で催された。十五代市村家橘(かきつ)の十六代目羽左衛門襲名披露との合同であった。 梅幸は初代菊五郎の俳名に由来する由緒ある名跡であったが、名女形の六代梅幸が34年に没して以降、空位となっていた。 一家…