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現在の京都大学推理小説研究会。コロナ禍前までは作家になった元会員たちもしばしば訪れていた=京都市左京区 [PR] 後にバブル景気が始まっていたとわかる1987年秋、26歳の大学院生による1冊のミステリーが世に放たれた。綾辻行人『十角館の殺人』。孤島に立つ奇妙な館で起きる連続殺人という、戦前の欧…