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国営諫早湾干拓事業をめぐる訴訟で福岡高裁は3月下旬、2010年に「開門」で確定していた判決を事実上「無効」とする判決を下した。そんなことがあっていいのだろうか。一般市民には理解しにくい判決だ。漁業者側が最高裁に上告したのも当然だろう。訴訟が“枝分かれ”し、分かりにくくなっているが、10…