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戦争で国家は国民犠牲にす なかにし礼の小説重き 行田市 永沼規美雄 <評>ロシア軍のウクライナ侵攻は戦争体験や戦争文学をいまよみがえらせる。なかにしの『赤い月』はたしかに実に重い一冊だ。 この国も平和とは言へぬ 物陰に虐(いじ)めに耐へる子等(ら)のゐること 由利本荘市 佐々木静江 <評…