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Lenovoのゲーミングラップトップ「Legion」シリーズに、「Legeion 7/7i」と「Legion Slim 7/7i」という新製品が追加されました。名称の”i”は”Intel”を意味しており、もう一方のモデルにはAMDが搭載されています。

これらのラップトップは16インチの画面を備えており、このトレンドは非常に気に入っています。プロダクトデザインの進歩や、これほど小さなスペースに高い性能を詰め込めるかを考えると、特にグラフィック系アプリケーションのためには、ディスプレイサイズを上げる必要があったのだと思います。

製品名から、”Slim”と名のつくモデルの方が持ち運びに適しており、そうでないモデルは性能重視だと推測出来るでしょう。

Lenovoは、これらのラップトップは”最も高性能”と”最もモバイル”な16インチゲーミングラップトップだと謳っていますが、実際どうなのか見ていきましょう。

Lenovo Legion Slim 7/7i


約2kgと軽量なSlimモデルは、プロセッサにCore i9-12900HKまたはRyzen 9 6900HX、GPUにGeForce RTX 3070(100W)またはRadeon RX6800Sという構成をそれぞれ選択することが可能です。実際の組み合わせは構成次第ですが、これほど軽量なラップトップにとって素晴らしいオプションとなっています。

8GBのオンボードRAM(4800Mhz DDR5)が搭載されていますが、16GBまで追加出来るスロットが別にあるので、合わせると最大で24GBまで拡張することが出来ます。ストレージに関しては、PCIe Gen4で接続されたSSDを2TBまでアップグレードすることが可能です。

Lenovoは16インチのディスプレイにも、165から240Hzのリフレッシュレートや、100% sRGBから100% DCI-P3、Adobe RGBまでの優れた色域といった複数のオプションを用意しています。ミニLEDオプションを選択すると、全てのモデルで応答速度が3ms、画面輝度は500ニトから最大で驚きの1200ニトに到達します。

GPUの選択によっては、G-SYNCに対応します。最も高い解像度はゲーム用途に最適な2560×1600となっていますが、より安価な1920×1200(300ニト)のオプションも用意されています。

2x2Wのスピーカーは実際に試してみないとわかりませんが、スペック上は非常に素晴らしく、人気が高まっているNahimic Audioに対応しています。

最大99.99Whのバッテリー容量はラップトップで法的に許可されている最大容量となっていますが、「Super Rapid Charge」にはかなり期待出来ます。Lenovoは、0%から70%まで30分以内に充電可能だと説明しており、従来のどのThinkPadよりも高速になっています。この技術が、他のLenovo製ラップトップにも展開されることを願うばかりです。

最後に、1.3mmのトラベルキーを備えたRGBキーボード(10キー付き)も素晴らしい出来です。これは、演奏やタイピングにピッタリでしょう。

Lenovo Legion 7/7i


約3kgのこの2モデルはSlimモデルと似たような外観ですが、スペースが増えたことで冷却性能が上がり、Lenovoはより強力なパーツを搭載することが可能になりました。

Lenovoは、冷却効果と騒音レベルの最も良いバランスを取るために、ソフトウェアを含めて冷却システムの開発に力を入れました。また、CPUとGPUの使用量に対する電力処理を安定化するために、AIを人気ゲームで訓練しました。通常、これによってGPUは、最適化されていない場合と比較して、より多くの電力を引き出すことが出来る、つまりより高いグラフィック性能を発揮出来るということになります。

全てのLegion 7シリーズで同じデザイン言語を共有しており、アルミニウムとマグネシウムで作られた筐体と画面上部のカメラ部分が特徴となっています。また、非Slimモデルには、前面と側面にRGBライトを搭載しています。

本体背面にあるポートの名称が照らされているなど、細部にまでこだわりが見られます。薄暗い環境ではかなり目立ちますが、それほど気にならない場合もあるでしょう。

構成によって、CPUにIntel Core i9-12900HXまたはRyzen 9 6900HX、GPUにGeForce RTX 3080 Ti 16GBまたはAMD Radeon RX6850M XT 12GBを選択することが出来ます。

メモリ構成はさらに柔軟で、4800MHz DDR5のメモリースロットが2つ搭載されており、最大で32GBまで増量することが可能です。ディスプレイオプションと各種ポート、バッテリーについてはLegion Slim 7と同じものになっています。

まとめると、Lenovoの新しいLegion 7シリーズは素晴らしいスペックになっており、実機を触った感じでも、非常に良く作り込まれていると思いました。これらのラップトップはLenovoの宣伝通りで、非常に多くの性能が詰め込まれていると言えそうです。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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