BMWはM4 CSLで、スポーツクーペのエクストリームバージョンを発表する。現在、最初のティザー写真とイラストが公開されている。M4トップバージョンの全情報を公開!
BMWは、現在、現行「M4」のエクストリームバージョンの開発に取り組んでいる。今回、正式に予告された新型「M4 CSL」は、2022年5月20日に、コモ湖で開催される「コンコルソ デレガンツァ ヴィラ デステ」でデビューする予定となっている。
すでに目撃されているプロトタイプは、カモフラージュホイルにもかかわらず、ミュンヘン製スポーツクーペのほとんど誇張された外観を証明している。一方、新しいティザー画像2点は、特にライトデザインに焦点をあてている。表紙は最新の情報をもとに、描かれたイラストだ。
BMW M4 CSL、イエローのデイタイムランニングライトを採用
ティザー写真は、掲載後すぐにウェブ上から削除されたようだが、ハードコア「M4」のフロントとリアが写っていた。「M8 グランクーペ」や「M5 CS」と同様に、「M4 CSL」にもイエローのデイタイムランニングライトが採用されるというが、これは初期のレーシングアイコンへのオマージュという意味合いがある。
エプロンには、大きなスプリッターと、左右の縁に小さなエアインテークが装着されている。リアでは、フィリグリーライトグラフィックの有機ELテールライトが目を引く。これまで、「BMW M4 GTS」だけが有機LED技術を用いた特別なテールライトを採用していたが、どうやら「CSL」がこの遺産を引き継ぐことになりそうだ。
ダックテイルスタイルのティアオフエッジ
また、リアエンドには、専用のライトのほか、「ダックテール」風に盛り上がったティアオフエッジがあるように見える。
ボンネットの下には、ノーマルの「M4コンペティション」に比べて、約40馬力のパワーアップを果たした「CSL」が搭載される可能性がある。550馬力を発揮すれば、現行「S58」型直列6気筒の最大パワーユニットとなる。
また、超限定モデルとして、よりスポーティなバケットシートやリアシート無しのモデルも用意される可能性がある。5月末までには全詳細が判明する予定だ。
Text: Andreas Huber
Photo: autobild.de / Motor1.com