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気候変動を捉える上で、地球全体を巡る大気の流れ「大気大循環」の把握は重要な要素だ。だが、流れの出発点であり終着点とされる南極域、特に高度50~90キロの観測は難しく、分からないことが多い。解明の鍵を握るのが、通年観測開始から10年となる昭和基地の大型大気レーダー「PANSY(パンジー)」の…