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(前号まで) 第一次大戦以前の旧平価で金本位制に復帰することで経済の立て直しを図ろうとする浜口内閣に対し、実勢に沿った新平価で行うべきとする金解禁論争が勃発する。 昭和4(1929)年10月15日、浜口雄幸内閣の定例閣議において官吏の「俸給一割引き」が決定された。現代であれば突然の公務員給…