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相続が起きると、相続人はプラスの財産だけでなく、借金などのマイナスの財産も受け継がなくてはなりません。相続放棄は、相続人をいわれなき負債から救済するための制度ですが、使いどころを間違えると悲惨な結果を招くことがあります。相続放棄を検討するケースとしてよくある「亡き父の遺産をすべて母に継がせたい」というのは、まさに悲劇が起こるパターンです。司法書士・佐伯知哉氏が解説します。