残念ながら、多くの親子が塾選びの指標にしている要素はほとんど当てにならないようです。たとえば一番の指標とも言うべき「合格実績」では、塾が費用を負担して学力上位の生徒に多くの併願校を受験してもらい、合格数を多く見せていたり、正規の塾生ではない外部の検定試験・模擬試験の受験者まで合格数に含めていたりなども珍しくありません。本当にわが子のためになる塾を見つけるには、どんな要素をチェックすればよいのでしょうか? 花咲スクール代表・大坪智幸氏が「塾選びのポイント」を解説します。業界の内情を知る立場ならではの、意外な着眼点です。