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6世紀の伝来当初、仏教はまず「文明」として受容され、当時の為政者によって「鎮護国家」の柱とされた。その後、革新的な仏教者たちが「死者を弔いたい」という民衆の要望に応える中で、宗教として確立させ、さまざまな宗派が生まれた。日本人は仏教に何を求め、何を信じてきたのか。1500年に及ぶ日本…