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元大手証券マンの黒田康介さん(29)は、4年前に脱サラして焼きそば専門店を始めた。下北沢の1号店に続き、神保町に2号店を開くなど、手応えを感じていたが、そこにコロナ禍が直撃した。黒田さんは次の商材として「バナナジュース」に目を付ける。元同僚で、兼業作家の町田哲也さんがリポートする――…