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歴史をひもとけば、独裁者はみなパラノイア(妄想症)と言える。日本史においても、豊臣秀吉が朝鮮半島経由で明国を滅ぼし、アジアの盟主になろうとしたことは、当時の現実を無視した妄想という見方もある。パラノイアになると、人は常に他人が自分を批判しているという妄想を抱く。それが昂(こう)じ…