もっと詳しく

(新潮クレスト・ブックス・1980円) 書けなくなった作家が帰った場所は 三十歳になった男が、「エネルギーが枯渇し、途方に暮れ、自信を失っていた」。男はイタリアの作家で、ミラノに住み、書けずにいた。そしてH・D・ソローの『森の生活 ウォールデン』などを読み、もう一度山へ行こう、と決心した…