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バブル期に不動産や金融商品の運用に失敗し、経営危機に陥った伊藤忠商事。今やその稼ぐ力は三菱商事や三井物産など財閥系商社と肩を並べ、2022年3月期も最終利益8000億円超の高水準での首位争いを繰り広げる。日本の産業史では珍しい下克上をけん引したがのが、岡藤正広会長CEOだ。繊維事業で実績を残…