| ボディカラーには新色が追加され、その印象は大きく変わりそう |
おそらくはこのデザインが他の国や地域にて販売される3シリーズにも用いられることになりそうだ
さて、BMWは3シリーズのフェイスリフト(マイナーチェンジ)を控えていますが、今回は中国工業情報化部に登録された画像により、その外装デザインや仕様が明らかに。
この新型BMW 3シリーズは、BMWと中国現地の提携先であるブリリアンスとの合弁会社によって製造されることになりますが、これまでの例から見て他地域にて販売されるBMW 3シリーズと「相違ない」ものと考えられます。
ただし中国専売として「ロングホイールベース」仕様がラインアップされるのは他の国や地域での展開とは異なるところかもしれません。
新型BMW 3シリーズはこうなっている
まずは今回公開された画像のフロントを見てみると、すでに(中国向けとして)公開されたi3セダン(i3 eDrive 35L)と同様のヘッドライトを持ち、クリーンでシャープな印象を受けるように思います。
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ただしバンパーはi3とは異なってセンターのエアインテークが大きく、L字シェイプのサイドインテークが薄くなっているもよう(エレクトリック版のi3のほうがフロントサイドインテークが大きい)。
サイドはこれまでとほぼ変わらず、しかしリアだとバンパーが新しくなり、ディフューザーは大きく(バンパーの下半分を占めるほど)、リフレクターは縦型に、そしてテールパイプは大きな台形に。
全体的には高級感が増し、そして同時にスポーティーさも増加しているように見えますね。
そのほか気づくのはフロントインテークにセンサー、グリルにカメラが装備されていること、そして今回届け出られた画像はすべてMスポーツパッケージ装着車であると思われ、よってフロントフェンダーにMバッジが装着されていること。
となるとMスポーツパッケージではない「通常版」だともう少しおとなしいデザインを採用することになるのかもしれません。
新BMW 3シリーズのボディサイズは(標準ボディで)全長4,728mm、ホイールベース2,851mm、ロングボディの3-Series Liだと全長4,838mm、ホイールベース2,961mmと記載されており、パワートレインは3種類(いずれもガソリン)で、320iはでは156PS、325iは183PS、330iだと245PS。
ただし外観とは異なりパワートレインは仕様地向けに大きく変更を受けるものと思われ、欧州や日本、北米ではマイルドハイブリッドやプラグインハイブリッドなどのエレクトリックパワートレイン、そしてディーゼルエンジンといった選択肢も提供されると考えられます。
加えてアメリカでは、330iと、ハイブリッドバージョンである330eには2.0リッター4気筒ターボ、M340iには3.0リッターツインターボ直6が搭載される可能性が高いと見られているようですね。
ちなみにこちらはグレードごとの仕様詳細。
ウインドウモール、キドニーグリルのフレームやインナー、ヘッドライト、テールパイプなどに差異が設けられていることがわかります。
このアップデートされた3シリーズにつき、おそらく数ヶ月内に発表されて納車開始は2022年後半から、もちろんセダンのほか、ツーリング(ワゴン)についても同様の変更がなされるものと思われます。
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