OSの不調を改善するコマンドがコケるので
「スタートメニューが表示されなくなった」「Internet Exploerが起動しなくなった」など、Windows10の調子が悪くなったで、以下のコマンドで修復を試みましたがエラーになりました。大概これで直るのですが…。
dism.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth
修復に必要なイメージが見当たらないという旨の0x800f081fエラーが出て失敗したのですが、これを解決するにはWindows10インストールメディアのsources\install.esdからInstall.wimを抽出してWindowsを修復する必要があるのですが、ちょっと面倒です。
その面倒なinstall.wim抽出方法の参考
不要なコンポーネント削除でエラー回避できるかも?
以下のページで見つけたのですが、
dism /Online /Cleanup-Image /StartComponentCleanup /ResetBase
で不要なコンポーネントを削除するという方法で、コンポーネントストアC:\Windows\WinSxSフォルダは、WindowsUpdateなどでコンポーネント更新に使用されるもので、以前のバージョンの古いコンポーネントは、必要に応じてロールバックできるように、一定の期間システムに保持されまするそうです。
かなり大きな容量になっていることが多いようです。必要のない
古いコンポーネントは削除することができ、これを行うことで、ドライブの空き容量を増やすことができます。また/Restorehealth
が失敗することを防げるかも?といったコマンドです。
コマンドの例
コンポーネントストアWinSxSの状態を確認
dism.exe /Online /Cleanup-Image /AnalyzeComponentStore
更新済みコンポーネントを除く古いコンポーネントをすべて削除
dism.exe /Online /Cleanup-Image /StartComponentCleanup
古いコンポーネントをすべて削除
dism.exe /Online /Cleanup-Image /StartComponentCleanup /ResetBase
Service Packのインストール中に作成されたバックアップファイルを削除
dism.exe /Online /Cleanup-Image /SPSuperseded
コンポーネント削除するdismコマンドの参考ページ
上記のことをWinPE環境から行うときの参考ページ
過去にもこれと同じことをWindowsPE環境で行ったことがありました。そのときのことをまとめたページが以下です。