もっと詳しく

本日4月14日(木)、内藤剛志主演『警視庁・捜査一課長』の「season6」がスタートする。

シリーズ誕生10周年の初回スペシャルで捜査一課長・大岩純一(内藤剛志)と捜査員たちが挑むのは、“タイムトラベラー”の異名を持つ個人投資家・時岡賢(小手伸也)が殺害された事件だ。

時空を超えた殺人…⁉︎ やがて事件は、過去と現在だけではなく、未来までもがからんでいるような不可思議な展開を見せていき、シリーズ史上最高に度肝を抜く難事件へと広がっていく。

キーワードは「…だと思った」。驚きの最新シーズン開幕に注目だ。

◆あらすじ

「“タイムトラベラー”の遺体が見つかった」――。そんな奇妙な知らせを受けた警視庁捜査一課長・大岩純一(内藤剛志)は、運転担当刑事・奥野親道(塙宣之)とともにすぐさま臨場する。

タイムトラベラーとは、個人投資家の時岡賢(小手伸也)のこと。彼は20年前、誰も目をつけていなかったIT企業の株で巨額の富を築いたことから、業界でそうよばれていたのだ。

時岡は倉庫街に停車したトラックの荷台の上に倒れていたが、近くの建物の外階段の踊り場に血痕が残されていたことから、時岡は犯人に刺されたあと踊り場から転落し、たまたま荷台の上に落ちたものと思われた。

大岩は、時岡が古いデジタル時計を身につけているのを見て、表情を変える…。

別居中の妻・江留奈(街田しおん)によると、事件の夜は夫に呼び出され、彼の愛人・小杉貴子(白石糸)とともにレストランで食事をしたが、時岡は「俺はもうすぐ殺される」と話していたという。

また、貴子から、時岡の車の周囲を黒いパーカーの若い女性がうろついていたと聞いた時岡は「…だと思った」という謎の言葉を残し、店を出ていったと打ち明ける。さらに、江留奈はレストランが究極のイノベーティブフュージョンをうたっている店だったにもかかわらず、メイン料理がなぜか具ナシのカレーライスだったとも話す。

その矢先、事件現場の野次馬の中に黒いパーカーを着た若い女性を目撃した大岩は、小山田大介管理官(金田明夫)に一枚の写真を見せてひとりの女性の調査を依頼する。

彼女の名は、新野はるな(新谷ゆづみ)。大岩が見せたのは彼女が高校を卒業したときの記念写真だったが、時岡と同じデジタル時計を身につけていた。大岩の亡き娘”春菜”と同じ名前であり、被害者ともつながりがあるらしい彼女は何者なのか!? 小山田は捜査を開始して…!?

一方、時岡が余命宣告されていたにもかかわらず、積極的な治療を断り、大盛り料理を食べ歩いていたことを知った現場資料班刑事・平井真琴(斉藤由貴)は事件当日の昼、彼が訪れたメガ盛りカレーの店を突き止める。

そして、その日、時岡とともにメガ盛りカツカレーを完食した自称ITベンチャー社長・鳴尾勇志(平井亜門)のもとを訪ねるが…!?