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ランボルギーニ・ウルス

| たしかに、ガソリンエンジンを知らない世代がガソリンエンジンに魅力を感じるとは思えない |

自動車メーカー各社はブランディングとあわせ、今後の判断を迫られる時期に差し掛かっている

さて、ランボルギーニはウラカン・テクニカを発表し、年内には「新しいウルスを2モデル、新しいウラカンを1つ」発表すると公言しており、なかなかに忙しい年になりそうです。

なお、この「新しいウルス」とは、ウルスのフェイスリフトバージョン、そしてそのハードコアモデルだという見方が濃厚であり、「PHEV版は発表されないだろう」とも。

そして今回、カーメディアとの対談において、ランボルギーニのデザイナーであるミッチャ・ヴォルカート氏が「ウルスのピュアエレクトリック版の可能性もある」とコメントしています。

ランボルギーニ・ウルス
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「ウルスは遅かれ早かれ電動化される」

ミッチャ・ヴォルカート氏によれば「遅かれ早かれ、ウルスは電気自動車になるでしょう。正直なところ、世界の規制や社会的な受容もあり、トレンドは確実にこの方向に向かっています。今すぐウルスの後継車が電気自動車になるとは言いませんが、この種の車にとって電動化はより理にかなっています」。

この発言からは、ランボルギーニがウルスの電動化を検討していることがわかりますが、ランボルギーニの計画では「初のEV」は2026年辺りに登場するとされているので、これを考慮するとウルスのピュアエレクトリック版は「その次」つまり2027年以降に発表されると考えて良さそうです。

ちなみにランボルギーニ各車種のモデルライフは(通常で)10年に設定されているので、ウルスの発売が2018年であったことを鑑みるに、2027年に「フルモデルチェンジ版の」ピュアエレクトリック版ウルスが登場し、2028年に発売開始というのは非常に理解が容易です。

ランボルギーニ・シアンFKP37

ランボルギーニ
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なお、ランボルギーニはウルス、そして新しく登場するであろう「第4のランボルギーニ」をGT系、アヴェンタドールとウラカンそしてその後継モデルをスーパースポーツだと定義しているように見えますが、GT系においては日常性を優先することもこれまでの数々の発言から推測でき、よってスーパースポーツ系とは異なるコンセプトを用いることになりそうです。

つまり、バッテリーによる重量増加を(GT系では)許容できる可能性が高いということで、これによって環境性能を高めることが推測されるわけですが、いかにランボルギーニといえど、その顧客層について「(とくに若い世代において)環境意識が高まってきている」とも報じられているので、(ブランドの社会的許容性を高めるためにも)ピュアエレクトリックモデルを投入することには大きな意義があるものと思われます。

ただ、その場合であっても「ウルス」の名を継続するかはわからず、というのもランボルギーニは(カウンタックの例を除いて)同じ名称を異なるモデルや世代で用いることがないため。

よってウルスは次世代モデルにおいては別の名称を採用する可能性が高そうです。

ランボルギーニ・エッセンツァSCV12
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一方、ランボルギーニは内燃機関にもこだわる

さらにこの対談にてミッチャ・ヴォルカート氏が言及したのは「法的に可能な限り、内燃機関にこだわる」ということで、これはつまり様々な方法を用いて環境規制をクリアしつつガソリンエンジンを採用し続けるということを意味していますが、同時に「今のところ、人々はまだV10はエモーショナルだと考えてくれていますが、40年後に若い世代の人たちがまだこれに満足するかどうかはわかりません。私も内燃機関に惚れ込んでいる一人ではありますが、エレクトリック化への移行を恐れているわけではありません」とも。

たしかにここからエレクトリック化が進み、電気自動車が当然の存在になってしまうと、ぼくらが「蒸気」機関になんら惹かれないのと同様、次世代の若者は「ガソリンエンジン」に1ミリも興味を感じないのかもしない可能性も「大いに有り得る」んじゃないかとも考えています。

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参照:The Drive

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