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販売台数に続き、財務指標でも好調を維持

アウトモビリ・ランボルギーニの会長兼CEOを務めるステファン・ヴィンケルマン。
先に発表された販売台数に続き、売上高と営業利益も第1四半期として過去最高を記録。ヴィンケルマン会長兼CEOは「魅力的な商品群や供給を抑える戦略が功を奏した」とコメントしている。

ランボルギーニの2022年第1四半期の売上高は5億9200万ユーロに達し、2021年の同期比で13.3%増加。営業利益も2021年同期の1億4200万ユーロから、1億7800万ユーロへと25%の増加を達成した。

アウトモビリ・ランボルギーニの会長兼CEOを務めるステファン・ヴィンケルマンは、売上高・営業利益ともに増加していることを受けて、次のようにコメントした。

 「2022年第1四半期は、ビジネス・財務の両面で、すべての主要指標が過去最高を記録しました。これは、非常に魅力的な製品ラインナップ、あえて需要よりも供給を抑える戦略、そして世界の主要3地域におけるバランスのとれた販売配分によってもたらされた結果だと言えるでしょう」

今後ウラカンとウルスにニューモデルを投入

厳しい世界情勢が続く2022年の第1四半期も、好調な業績を記録したランボルギーニ。
4月にはウラカン テクニカを追加。2022年後半も、ウルスとウラカンに新たな派生モデルの投入を予告している。

第1四半期の収益性の向上は為替レートの有利な傾向も影響を及ぼし、さらに好調を維持している販売台数を後押し。ランボルギーニは1月から3月にかけて2539台を納車して、2021年第1四半期から4.8%の増加を実現した。

アウトモビリ・ランボルギーニのマネージングディレクター、パオロ・ポマは、好調が続くものの、現状は決して楽観視できないと指摘する。

「2022年の初頭は、世界的に依然として不透明な情勢が続いています。このような状況の中、第1四半期の結果は、ランボルギーニの回復力を改めて示すものです。2021年の業績を比較しながら、2022年を通して成長を維持できるという確信を持って、今後も取り組んでいきます」

2022年第2四半期は、ウラカン・シリーズが通算2万台の販売台数を達成。4月12日に開幕したニューヨーク・オートショーでは、ランボルギーニにとって2022年最初のニューモデルとなった「ウラカン テクニカ」がワールドプレミアされた。さらに、今後数ヵ月内に、ランボルギーニはウラカン1車種、ウルス2車種のニューモデルを発売する予定となっている。


2022年第一四半期も、2021年から続く好調を維持するランボルギーニ。

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