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東京ドームが大きくどよめいた。1―1の四回無死一、二塁で、打席に巨人・中田の場面だ。 前回登板で十回2死まで完全投球だった中日の大野雄との対戦。中田はスッとバットを寝かせてバントの構えをした。1球目はファウル。だが、2球目を投前に転がし、1死二、三塁と好機を広げた。プロ15年目で初めて犠…