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◆東山彰良(ひがしやま・あきら)さん (新潮社・2860円) エンタメ通じ、現代史を体感 昨年、初の純文学短編集『どの口が愛を語るんだ』で新境地を開いた著者のさらなる挑戦だ。「幾つかやってみたかったことが、たまたまうまくつながった」という本作は、作中作として日台中の「戦争」を織り込んだ…