【お試し】実の祖父が10歳の孫娘を性暴行･･･弁護人も「弁明できない」＝韓国

ソウル高法（高裁）刑事9部（部長判事=ムン・グァンソプ）は12日、性暴力犯罪の処罰に関する特例法違反など容疑で起訴されたA被告（74歳）の控訴審で検察とA被告側の控訴を全て棄却し、原審と同じく懲役17年を宣告した。

同時に5年間の児童・青少年関連機関および障害者福祉施設の就職制限、2年間の保護観察命令も維持した。

A被告は2013年から2017年までの約4年間、未成年者の実の孫娘を6回にわたり性暴行した。この過程で46回ほど携帯電話で撮影して所持していた容疑も受けている。

孫娘は幼い頃に両親に捨てられ、保護施設で過ごしていた親孫を『保護者の外出』名目に連れて行き、このような犯行を起こした。

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▲ 写真は記事の内容とは無関係。

1審の当時、A被告は「死に値する罪を犯した。被害を受けた子どもが一日も早く悪夢から抜け出し、普通の社会人になることを祈る」と伝えた。

A被告の弁護人は「弁明もできないし、してはならない」と言いがらも、「A被告は不幸に育ってきた75歳の高齢であり、様々な病気を患っている。被害者のために祈って暮らせるように寛容を施してほしい」と訴えた。

だがしかし、A被告は「刑が重い」と訴え、検察も懲役17年が宣告されると控訴した。

2審の裁判部は「実の祖父として被害者を保護する立場にもかかわらず、被害者の年齢が幼くて性的自己決定権を完全に行使できない状況を利用し、自己の性的欲求の対象とする非倫理的な犯行を起こした」と述べた。

続けて「幼い年齢で両親から捨てられた被害者は、 “果たして被告人は自分の本当の祖父なのか” と疑問を抱き、“妊娠するのではないか” と恐れるほど大きなショックと苦痛の中で生きてきたと見られる」と指摘した。

「被害者の健全な性的価値観の成立と、人格形成の発展に及ぼす悪影響の度合いを計るのは難しい。今現在まで被害者から何らかの許しを受けたり、被害の回復ができずにいる」とし、控訴を棄却した。

ソース：イーデイリー（韓国語）
https://www.edaily.co.kr/news/read?newsId=02351766632328592