アミューズメントメディア総合学院(略称 AMG)は、東京と大阪に校舎があるエンターティンメント系専門学校です。
中でもゲーム関係の教育に力を入れており、特にゲームプログラマー学科は他校に無いカリキュラムを実施しており、特筆すべきものがあります。
今回は、ゲームプログラマー学科について、その特徴を解説したいと思います。
興味を持たれた方は、是非この記事をご一読ください。
アミューズメント メディア総合学院とは
あなたは、テレビで「夢を夢で終わらせない」というキャッチコピーのコマーシャルを見たことはありませんか?
アミューズメント メディア総合学院は、エンタテインメント業界で活躍するクリエイター・アーティストの育成を目的とする専門学校で、東京都・恵比寿 (渋谷区)と、大阪府・西中島 (大阪市)に校舎があります。
1993年に法人が設立され、翌年1994年に東京校が、1998年に大阪校が開設されており、2022年現在で28年間の実績があります。
学科として「ゲームプログラマー」、「ゲームクリエーター」、「ゲーム・アニメ3DGC」、「キャラクターデザイン」、「アニメーション」、「漫画イラスト」、「小説・シナリオ」、「声優」の8種類が用意されており、半分はゲームに関係する学科になっています。
アミューズメント メディア総合学院が、いかにゲーム業界に力を入れているかが分かります。
ゲーム開発におけるアミューズメント メディア総合学院の魅力
他のゲーム開発系専門学校と比べて、アミューズメントメディア総合学院の方が優れていると私が思う点は、次の2つです。
- 産学協同によるゲーム開発がカリキュラムの中に組み込まれていて、より実践的である
- カリキュラムに「AI」が組み込まれていて、卒業後の活躍の場が広がる
- 担任+就職専任担当者による手厚い就職サポート
では、それぞれを詳しく見ていきましょう。
産学協同によるゲーム開発
産学共同を謳っている専門学校はほかにもありますが、アミューズメントメディア総合学院は下記の9社がグループ会社に存在しているところが特徴です。
企業名 | 事業内容 |
---|---|
AMG エンタテインメント | コンテンツ(映画・アニメ・コミック・ノベルス等) の制作、開発 |
AMG MUSIC | 音楽や映像コンテンツの企画、制作等、及び アーティスト向けのレッスン |
AMG STUDIO | レコーディングスタジオ |
AMGホール | 講演、演劇、アフレコライヴなどで利用可能な 着席時80席、スタンディング時 約150名の多目的ホール |
アットエンタテインメント(株) | 映画配給会社 |
アメイジング D.C | 映画・映像の制作 |
(株)プロダクション・エース | 声優・音楽タレント・アーティストのプロダクション |
AMGゲームス | ゲーム制制作会社 |
AMG出版 | 出版会社 |
他の専門学校でも、ゲーム業界に太いコネクションを持っている学校はありますが、それはあくまでも他社との提携というレベルです。
アミューズメントメディア総合学院の場合は、AMGグループ内のゲーム開発会社という位置づけであり、コネクションのレベルが異なります。
実際にカリキュラムでも利用されていて、新たなゲーム企画が立ち上がった時、学生が授業の一環で動員され、そこで成果があった学生には報酬が支払われるなど、実践そのもののカリキュラムになっています。
AIが学べる
ゲームプログラマーのカリキュラムにおいて、ゲームで使われるC,C++を使ったプログラミング、ゲームで必要な数学、アルゴリズムを学ぶのは一般的です。
しかし、AIに関して「データサイエンス概論」「AIプログラミング基礎」「ディープラーニング実習」がカリキュラムに組み込まれているのは、非常に珍しい事だと思います。
1年次カリキュラム | 2年次カリキュラム |
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C言語基礎 C言語プログラミング プログラム技術基礎 ゲームプログラミング基礎 ゲーム数学基礎 ゲーム企画・創作基礎 ゲームグラフィック基礎 リードPG 能力検定試験 C言語応用 C++言語基礎 ゲーム数学I アルゴリズム Java言語基礎 ハードウェア |
AI概論 データサイエンス概論 AIプログラミング基礎 ディープラーニング実習 ゲームAI入門 3Dゲームプログラミング アセンブリ言語 ユーザーインターフェース Java言語応用 C++言語応用 3Dゲームプログラミング ゲーム数学Ⅱ |
ゲームの敵キャラクタを動かす用途として、昔からAIの技術が使われてはきました。
なのでゲームとAIは非常に相性が良いのですが、小手先でAIを使うのではなく、その仕組みや使い方を理解するため「データサイエンス概論」や「ディープラーニング実習」にまで学習内容が及ぶところは、他の専門学校を遥かに凌いでいます。
将来ゲームプログラマーだけでなく、更に年収が高くなるAI技術者も目指せるレベルまで学べるのは、「アミューズメントメディア総合学院」ならではです。
担任+就職専任担当者による手厚い就職サポート
就職に関してキャリアセンターという就職活動専門の部門が存在し、生徒一人ひとりに専任の就職担当者が付きます。
そして、担任と連携を取りながら、就職に関する様々なサポートを提供してくれるのです。
例えば、業界ガイダンスセミナー、学内企業説明会、企業への一斉応募や、学内での面接対策など、就職に関する様々なサポートが受けられます。
また、AMGグループ企業へのインターシップ制度などもあるなど、就職活動を有利に進めることが可能です。
もし興味を持たれたら、一度検討してみて下さい。
無料で資料を送ってもらえますし、資料を送ってもらったからと言って、AMGから勧誘の電話がかかってくることはありません(体験済み)ので、ご安心下さい。
東京と大阪があるので、どちらか希望する方に資料請求してみて下さい。
気になる学費は?
学費は公式サイトに記載されていますが、東京、大阪とも以下の通りで2年間266万円の学費が必要です。
これ以外にも、その他の費用として教材費、学校行事日、健康診断、交友会等の諸々の諸費用が年間約22万円必要となってます。
決して安くはありませんが、専門学校の相場と比べると、ごく一般的な費用となっています。
大学ではゲーム開発に関する授業は皆無であるばかりか、4年間で約400万~600万の学費が必要となります。
それに対して、約半額でゲーム開発のスキルを身に付けることがでる専門学校は、「やりたいこと」が一致する人には最適な選択肢だと言えます。
就職率、就職先は?
ゲームプログラマー学科、ゲーム・アニメ3DCG学科に関する就職率が公式サイトに掲載されています。
2019年卒業生の実績によるものですが、92.3%の就職率を誇っています。
一方、公式サイトに掲載されている就職先の実績は次の通りで、結構有名な企業が名を連ねています。
アークシステムワークス(株) | (株)ヴァルハラゲームスタジオ | (株)トゥエンティイレブン | |
アイディアファクトリー(株) | (株)ヴァンガード | (株)トーセ | |
アソビモ(株) | (株)ウィッチクラフト | (株)トムクリエイト | |
(株)アトラス | (株)エイティング | (株)トライエース | |
(株)カプコン | (株)エイリム | (株)トライクレッシェンド | |
ガンホー・オンライン・エンターテイメント(株) | (株)ガンバリオン | (株)ドワンゴ | |
グリー(株) | (株)クラップハンズ | (株)バイキング | |
(株)ゲームフリーク | (株)クラフト&マイスター | (株)ヒストリア | |
(株)コーエーテクモゲームス | (株)gloops | (株)B.B.スタジオ | |
(株)コナミデジタルエンタテインメント | クルーズ(株) | プラチナゲームズ(株) | |
(株)Cygames | (株)クロスゲームズ | (株)ブリッジ | |
(株)スクウェア・エニックス | (株)ケイブ | (株)プレミアムエージェンシー | |
(株)スパイク・チュンソフト | KLab(株) | (株)プロペ | |
(株)セガゲームス | (株)ケーツー | (株)ヘキサドライブ | |
(株)バンダイナムコスタジオ | 元気(株) | (株)ボトルキューブ | |
(株)フロム・ソフトウェア | (株)サクセス | (株)ポリゴン・ピクチュアズ | |
(株)ミクシィ エックスフラッグスタジオ | (株)サムライピクチャーズ | ポリゴンマジック(株) | |
Ubisoft Osaka(株) | (株)ジェムドロップ | (株)マトリックス | |
LINE(株) | ジニアス・ソノリティ(株) | (株)マーベラス | |
(株)レベルファイブ | (株)ジュピター | メディア・ビジョン(株) | |
(株)アールフォース・エンターテインメント | (株)白組 | (株)メトロ | |
(株)アクリア | (株)スティング | (株)ユークス | |
(株)アクワイア | タボット(株) | (株)ラクジン | |
(株)イニス | (株)タムソフト | (株)ランド・ホー | |
(株)インティ・クリエイツ | (株)ディンプス | (株)レッド・エンタテインメント | |
(有)インディーズゼロ | (株)デザインファクトリー | 他多数 |
就職率も高く、結構良い企業に就職できていますので、入学して一生懸命頑張れば一流のゲームプログラマーとして高収入を得ることが出来そうです。
卒業後の年収は?
求人ボックス による調査結果によると、ゲームプログラマーの平均年収は499万円とのことです。
つまり、アミューズメントメディア総合学院を卒業してゲーム会社に就職すると499万円前後の年収が見込めそうです。
これであれば奨学金を借りてでも入学した方が良いですね。
プログラマー業界はスキルが上がると転職をして更なる収入アップが目指せますので、若いうちにスキルを身に付けるようにしたいものです。
まとめ
今回はゲームプログラマーを目指すあなたのために、お勧めの専門学校「アミューズメントメディア総合学院」に関する情報と、お勧めの理由について解説しました。
どんなに良い学校に入学しても、本人のやる気が無ければ実力は身に付きません。
しかし、本人のやる気さえあれば、「アミューズメントメディア総合学院」は他の専門学校では類をみない実践的なカリキュラムを通して、実力を身に付けることが出来ます。
プログラマーはスキルさえあれば、より良い条件の会社に転職して収入をアップすることも可能なので、是非ゲームプログラマーの道を目指してください。