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 東京化成工業(TCI)は有機エレクトロルミネッセンス(有機EL)向けに、カルバゾール関連の材料提案を強化する。近年の研究では、カルバゾールに含まれる1H-ベンゾ〔f〕インドールが長寿命の室温燐光を誘発し、カルバゾール系材料の光学特性が、原料となるカルバゾールの純度によって異なることが報告されている。この発表を受け、同室温燐光誘発物質とともに、燐光を示さない高品質カルバゾールの供給体制を整えた。カルバゾールは光学特性や発光特性の理解に不可欠な材料として知られる。高品位なカルバゾール関連試薬を取り揃えることで、ディスプレイ業界の発展に貢献していく。

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