「ジャパントラックショー2022」が5月12日から開催中(~14日)。
三菱ふそうトラック・バスは、2020年に大規模なフェイスリフトを実施した新小型トラック「キャンター」、量産タイプBEV小型トラック「eキャンター」、そして国産商用車で最も進んだ先進ドライバー支援システム(ADAS)を搭載する大型トラック「スーパーグレート」の3台を実車展示、パネル展示もテレマティクスサービス「トラックコネクト」、画期的な配送計画システム「ワイズ・システムズ」の日本版を紹介するなど、一歩先をゆくトラックとコネクティッドが注目です。
文・写真/トラックマガジン「フルロード」
三菱ふそうは、新小型トラック「キャンター」、量産タイプBEV小型トラック「eキャンター」、大型トラック「スーパーグレート」2022年モデルを実車展示するほか、ダイムラートラック・グループが開発したテレマティクスサービス「トラックコネクト」、AIと機械学習を用いた米・ワイズシステム社の配送計画システム「ワイズ・システムズ」を紹介するパネルを展示している。
キャンターは、2020年に新世代FUSOデザインアイデンティティをフロントフェイスに反映する大幅改良を実施、あわせて側方ミリ波レーダー「アクティブ・サイドガード・アシスト」を搭載して、左側巻込事故リスクの低減によって安全性を向上させた最新モデルだ。展示車は、GVW5t・最大積載量2tの標準キャブ・標準ボディ・全低床シャシーをベースとするドライバンで、特別なメタリックシルバー塗装も必見。
eキャンターは、全世界で350台が導入され、延べ450万kmもの走行実績を重ねている量産型BEV小型トラックの先駆者だ。展示車は現行モデル(GVW7.5tワイドキャブ・ロングボディ・全低床シャシー)のドライバンで、次世代モデルのデビューはもう少し先になる。
スーパーグレートは、21年6月に先進ドライバー支援システム(ADAS)をさらに充実させた22年モデルのGVW25t・フルキャブ8×4後輪エアサスシャシーをベースとする、ウイング完成車「リミテッド・ウイング」かつ車体メーカー・パブコが開発・デザインしたサイドスカートを艤装した13.7t積車で、このほどメーカーオプションとして設定されたばかりの「新型LEDリアコンビネーションランプ」も装着されている。
22年モデルスーパーグレートの運転自動化レベル2機能(アクティブ・ドライブ・アシスト)には、アダプティブクルーズコントロール走行時における車線維持アシスト機能を追加した「アクティブ・ドライブ・アシスト2」およびドライバー異常時対応システム「エマージェンシー・ストップ・アシスト」が新たに実装され、さらに側方ミリ波レーダーの検知情報と衝突被害軽減ブレーキ機能を組み合わせた「アクティブ・サイドガード・アシスト1.0」など、国産商用車で最も先進的な機能を搭載している。
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