<p>ノースロンドン・ダービーはトッテナムに軍配! アーセナルとのCL出場権争いは混戦に | サッカーキング</p><p>🏴試合結果🏴 ノースロンドン・ダービーはトッテナムに軍配! アーセナルとのCL出場権争いは混戦に 🗣️編集部より 「ケインとソンが揃ってゴールを決めたトッテナムは、この勝利でアーセナルとの勝ち点差を『1』に縮めました。冨安健洋はフル出場しています」</p><p>プレミアリーグ第22節延期分が12日に行われ、トッテナムとアーセナルが対戦した。 今季2度目のノースロンドン・ダービーは、チャンピオンズリーグ(CL)出場権···</p><p>今季2度目のノースロンドン・ダービーは、チャンピオンズリーグ(CL)出場権争いを占う重要な直接対決に。トッテナムのスタメンにはロドリゴ・ベンタンクール、ソン・フンミン、ハリー・ケインらが並んだ。一方のアーセナルは、4日前のリーズ戦と同じ11人をチョイス。冨安健洋は左サイドバックでのスタメン出場となっている。 ファーストシュートは3分。右サイド高い位置でブカヨ・サカがボールを奪うと、セドリック・ソアレスを経由してマルティン・ウーデゴーアへ。ウーデゴーアはペナルティエリア外から左足を振るも、シュートはDFに当たってGKウーゴ・ロリスの正面へ。 序盤はアーセナルがボールを保持し、トッテナムは素速いカウンター中心。互いに攻撃の機会を探るも、なかなかシュートまで持ち込めない。 15分過ぎからは徐々にトッテナムが押し込む展開に。20分、右サイドでボールを持ったデヤン・クルゼフスキが左足でインスイングのクロスボールを送ると、エリア内でソン・フンミンが倒されてPKを獲得する。このPKをケインが難なく沈め、ホームチームのトッテナムが先手を取った。 ケインのPKでトッテナムが先制 [写真]=Getty Images 26分には再びトッテナム。ハイプレスから左サイドでボールを奪うと、ソン・フンミンは中央のケインへ繋ぐ。ケインは対峙するDFをかわして右足を振り抜くも、戻ってきた冨安がシュートブロックに入った。29分には最終ライン裏へ抜け出したピエール・エミール・ホイビュルクが中央へ折り返し、ケインが絶好のチャンスを迎えるかに思われたが、絞ってきたセドリックにクリアされた。 32分にはエリック・ダイアーのロングスルーパスにソン・フンミンが反応。スペースへの走り込みを狙うも、ロブ・ホールディングに倒されてしまった。ホールディングは、このプレーで2枚目のイエローカードを提示され退場処分に。1点ビハインドのアーセナルは、1人少ない状況での戦いを強いられることとなった。これを受けて冨安はセンターバックに回っている。 勢いに乗ったトッテナムは37分、右コーナーキックを獲得する。ベンタンクールが頭で触ると、ファーサイドから走り込んできたのはケイン。ノースロンドン・ダービーに強い“エース”がこの日2点目を沈め、トッテナムが貴重な追加点を奪った。 43分には数的不利となったアーセナルが反撃へ。センターサークル付近で前を向いたサカがドリブルで前進。エリア手前で左へ振ると、ボールを受けたエディ・エンケティアが右足で狙う。ファーサイドを狙ったシュートはGKロリスのファインセーブに阻まれ、ゴールとはならなかった。 2点リードで折り返した後半、最初にチャンスを作ったのはトッテナム。ダビンソン・サンチェスの縦パスを受けたケインが、反転からシュートを狙う。このプレーは相手DFに触られるも、こぼれ球をソン・フンミンが右足で押し込み、トッテナムがさらにリードを広げた。 ソン・フンミンが勝利を手繰り寄せる3点目 [写真]=Getty Images 止まらないトッテナムは58分、ケインのクロスボールからエメルソン・ロイヤルが頭で狙う。62分にはケインがエリア手前から強烈なミドルシュートを放つも、どちらもアーセナルのGKアーロン・ラムズデールがファインセーブを見せた。 アーセナルはまず1点を返したいものの、試合の主導権を握り返すことはできない。それでも、79分にカウンターからチャンスを演出。左サイドを駆け上がったヌーノ・タヴァレスがグラウンダーのクロスボールを送ると、走り込んできたウーデゴーアが左足でシュートも、ロリスの正面へ。 試合はこのまま3-0でタイムアップ。ダービーマッチを制したトッテナムは、4位アーセナルとの勝ち点差を「1」に縮めることに成功した。残り2試合で逆転での4位入りを狙うこととなる。次戦は15日にバーンリーと対戦予定だ。 一方、敗れたアーセナルも、自力でCL出場権を獲得できる状況に変わりはない。CLの舞台に返り咲くためには、17日に敵地で行われるニューカッスル戦で、是が非でも白星を掴まなければならない。 【スコア】</p>