2022年4月28日、AdobeはVR対応3Dモデリングソフト「Adobe Substance 3D Modeler」のベータ版を無料公開しました。本ソフトを使用することで、VR空間上で直感的にモデリングを行えます。また、VRヘッドセットを外すと即座にデスクトップモードに切り替わり、VRとデスクトップでシームレスに3Dモデリングが可能です。
Oculusの「Medium」の流れ受け継ぐ3Dモデリングツール
Adobeは2019年、Oculus(現在はMetaのReality Labsに統合)のVRモデリングソフト「Medium」を買収、2020年には「Medium by Adobe」として再リリースしています。今回公開された「Adobe Substance 3D Modeler」は、これらのソフトウェアをもとに開発されており、直接的に「Medium」の系譜を受け継ぐものとなっています。
Adobe Substance 3D Modelerは、VRヘッドセットのMeta QuestシリーズやOculus Riftシリーズに対応しているほか、デスクトップPCでの利用も可能。公式ドキュメントによれば、「Revive」を使用することでその他のVRヘッドセットでも利用可能ですが、正式にはサポートしていません。
(参考)Adobe プレスリリース
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