住友ベークライトは診断薬の開発・製造受託(CDMO)事業に参入する。診断薬の研究や製造用部材などで培った技術を生かし、特徴ある受託サービスを展開、主力事業に育成する。自社製品では女性に多い疾患や消化器領域などで新たな診断薬の開発を推し進め、製品群を拡充する。4月に診断薬を手がける子会社SBバイオサイエンスを吸収合併したのを機に、住友ベークライトの持つプラスチック製部材の知見などを組み合わせシナジーを発揮していく。モノ売りだけでなくソリューション提供を充実させ、収益拡大につなげる。
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