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映画とは、映像を構成する単位である「カット」を集め、つなげ、一つの作品にしたものだ。そんな当たり前の事実を、一つ一つのカットで驚嘆させ、撮影技術の真髄をまざまざと意識させる映画。それが、『流浪の月』(5月13日公開)だ。 本屋大賞を受賞した凪良ゆうの小説を李相日監督が映画化した本作をカ…