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ドイツから製造、使用、廃棄時に至るまでサステイナブルなEV「e.wave X」登場!アルピーヌみたいなルックスにオーバーフェンダーがカッコいい

| さすがはドイツ、環境へのこだわりがハンパない |

今後のEV選びにはこういった「企業の姿勢」も大きく影響しそうだ

さて、環境先進国ドイツでは様々なEVが登場していますが、今回EVブランド「e.go」よりe.wave xなるモデルが登場。

見た感じアルピーヌA110のような外観を持っていますが、これはもともと発売されているe.go Lifeのクロスオーバー版という位置づけで、アグレッシブなダクト風のバンパー、アディショナルランプ、オーバーフェンダー、ルーフレール、18インチホイール、スキッドプレート風デザイン等によってワイルドなイメージを演出したもの。

なお、EVと「ワイルドな」イメージとは相反するようにも思えるものの、「クリーンなEVでアウトドアアクティビティに出かける」というライフスタイルも非常に人気があるとも報じられており、このe.wave xは実際にそのルーフレールに対し、サイクルキャリアを取り付け自転車を乗せることができるだけの強度を持たせているため、「見た目だけのアウトドア風味」ではない、ということですね。

ちなみにこれまで発売されていたのはこちらのe.go Life。

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e.wave xのモーターは109PS

このe.wave Xに積まれるシングルモーターは109PSを発生し、これはe.goの79PSに比較して大きくパワーアップ。

車体が大型化したことや様々なモノを積むことを意識したためだと思われます。

なお、駆動輪は後輪のみで、ドライブモードは「エコ」「コンフォート」「スポーツ」の3つを備えるといい、満充電あたりの航続距離はWLTPアーバンサイクルで通常240km、11kWでの充電にも対応している、とのこと。

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車体構造にはアルミニウム・スペース・フレーム(ASF)を採用し、これによって高剛性そして高い耐久性を実現しており、ねじれ剛性の向上はパッシブセーフティを高めるだけでなく、優れたハンドリングにも大きく寄与しているとアナウンスされています。

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ちなみにこの会社(e.go)は「持続可能なモビリティ」を実現するために様々な角度から取り組んでおり、もっとも大きなテーマは”製品をより長く、より多く活用すること”、だとしており、つまり捨てるのではなく、資源の利用を最適化するために設計された、更新と再利用のサイクルを想定した製品であるべきだと述べていますが、実際に使用済みバッテリーについてはリサイクルを行うシステムを確立しており、このクルマのライフサイクル全体にて「エコ」を目指しているようですね。

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もちろん生産工程においてもサステナビリティを重視し、革新的な生産技術と独自のマイクロファクトリー設計によって環境負荷を抑えているといい、「従来の自動車の生産工程で最もエネルギーを消費し、汚染を引き起こす」プレス加工と塗装の2つの段階を省いています。

加えてこの無塗装のパネルは傷や凹みに強いとされ、ユーザーに欠ける負担をも最小化しており、さらにライフサイクルを終えた後にはリサイクルが可能になるようですね。

そのほかメンテナンスフリーのモーターを採用することでメンテナンスコストを低減したほか、工場のルーフにはソーラーパネルを設置しエネルギーに転用するなど、生産、そして実際の製品の使用、さらには使用を終えた後のことまでを考えて会社運営を行っている、と紹介されています。

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e.wave Xのインテリアはこうなっている

そしてこちらはe.wave Xのインテリア。

23インチサイズのタッチ式液晶パネルが最大の特徴となりますが、このディスプレイには、デジタルメータークラスターとインフォテインメント・タッチスクリーンが搭載され、その下にはショートカット用のハードボタンも配置されています。

そのほかヴィーガンレザーシート、アルミ調プラスチックトリム、センターコンソールにはワイヤレス充電パッドといった装備も。

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こうやって見ると隅々までサステナビリティが重視されていることがわかりますが、e.goいわく「e.goとは生き方」。

その顧客はその製品の使用を通じ、未来のため、子供たちのために、これまでとは異なる方法で、より責任ある行動を取ることになり、同社では製品の長寿命化だけでなく、クルマのより良い使用法も推進しているといい、なかなかに面白い自動車メーカーでもありますね。

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このe.wave Xはすでに予約受付を開始しており、最初の納車は2022年末頃から。

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公式サイトによると、価格は24,990ユーロ(日本円で350万円くらい)からに設定され、現地ではFiat 500と同じくらいになる、とのこと。

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参照:e.GO.Life

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