もっと詳しく

民青学連事件で死刑囚になった金芝河(キム・ジハ)は、獄中で詩「灼(や)けつく渇きで」(1975)を発表した。7年後、創批から同タイトルの詩集を出すと、当局はすぐ翌日に禁書の措置を下した。書店はリヤカーに詩集を積み、大学に入って売るというやり方で対抗した。その時代、詩人・金芝河は民主化…