赤字続きだった老舗和菓子屋を、とあるアイスキャンディがV字回復へ導いた──1887年(明治20年)に創業した「五穀祭菓 をかの」で販売されている「葛きゃんでぃ」だ。葛きゃんでぃは、和菓子に使われる葛粉で作った葛ゼリーを凍らせたもの。発案したのは、6代目女将の榊萌美氏。葛きゃんでぃに続き、季節ごとに中身が変わるフルーツ大福をネットで販売するほか、自家製シロップを使ったかき氷の店頭販売も地元の埼玉県桶川市を中心に話題を集めた。その影響もあり、をかのは2年連続で黒字になった。
赤字続きだった老舗和菓子屋を、とあるアイスキャンディがV字回復へ導いた──1887年(明治20年)に創業した「五穀祭菓 をかの」で販売されている「葛きゃんでぃ」だ。葛きゃんでぃは、和菓子に使われる葛粉で作った葛ゼリーを凍らせたもの。発案したのは、6代目女将の榊萌美氏。葛きゃんでぃに続き、季節ごとに中身が変わるフルーツ大福をネットで販売するほか、自家製シロップを使ったかき氷の店頭販売も地元の埼玉県桶川市を中心に話題を集めた。その影響もあり、をかのは2年連続で黒字になった。