【本郷和人の日本史ナナメ読み】文武両道の名将だった景時 歴史の中の「悪役」
梶原景時のことに先月触れましたが、何が言いたいのかというと、かれが悪役になったのは、室町時代から、ということです。室町時代に源義経を主人公とする『義経記(ぎけいき)』が書かれて大当たりとなったのですが、この時に景時は義経を陥れるイヤなヤツとして造形されました。ですから、それまでの景時はかならずし…
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