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<p>建学以来最年少でロースクール修了 19歳の米女子学生</p><p>米テキサス州の南メソジスト大学(SMU)のロースクール(法科大学院)に、建学以来最年少の修了生が誕生します。2019年に入学した女子学生、ヘイリー・テイラーシュリッツさん(19)です。</p><p>米テキサス州の南メソジスト大学(SMU)のロースクール(法科大学院)に、建学以来最年少の修了生が誕生する。2019年に入学した女子学生、ヘイリー・テイラーシュリッツさん(19)だ。</p><p>SMUの発表によると、ヘイリーさんの転機はまず小学5年生の時に訪れた。米国の公立学校には、英才児を対象にした特別な教育プログラムが設けられている。ヘイリーさんは対象に入ると思われたが、なかなか参加を認められなかった。 そこで両親は、ヘイリーさんを自宅で教育する「ホームスクーリング」を選択した。才能が開花したヘイリーさんは、13歳で高校を卒業。16歳の時にテキサス女子大学を出て、同大学史上最年少の卒業生になった。この時に合格したロースクール9校の中から、SMUに進学していた。 すでに著書やスピーチの実績があり、公立学校の英才児教育をめぐって問題を提起する活動にも取り組んできた。 テイラーさんは「女子や非白人の生徒は多くの場合、対象から外されてしまう」と指摘。「難しい病気を治す科学者や、第二のアマゾンを立ち上げる起業家が育つかもしれないのに、その生徒の性別や肌の色だけのために、社会はそのチャンスを逃すことになる」と主張する。 13日に修了式を迎えた後は教育政策の問題に取り組み、女子や非白人生徒が英才児教育を受ける機会の拡大に尽力したいと話している。</p>