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Googleは2022年5月4日にマイクロLE開発を行うRaxiumの買収を発表しました。これは同年3月時点でThe Informationが報じていた情報ですが、今回Googleが公式ブログにて正式発表を行いました。

RaxiumはAR/MRデバイス向けのマイクロLEDを開発するスタートアップ。同社によれば、従来のSuper AMOLEDは1ピクセルあたり約50μmのところ、Raxiumは1ピクセルあたり3.5μmのマイクロLEDを開発しています。

Google公式ブログにおいて、Raxiumは「小型でコストパフォーマンスとエネルギー効率に優れた高解像度ディスプレイを開発した企業」として紹介されており、「ハードウェアへの取り組みに投資を続ける上、重要な役割を果たす」と説明。同社のチームがカリフォルニア州フリーモントに拠点を置くGoogleのデバイス&サービスチームに参加することを明らかにしています。

Googleは以前より、ARデバイス関連と思われる技術・人的投資を続けています。2020年にはスマートグラスを開発するカナダのNorthを買収、2022年1月にはマイクロソフトの「HoloLens」開発チームで筆頭光学アーキテクトを務めていたBernard Kress氏を引き抜いています。

(参考)Google, Road to VR
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