日本ユピカは、繊維強化プラスチック(FRP)複合材で建築・土木用途への展開を強化する。新たに塩化ビニル樹脂管補修用のガラス繊維強化紫外線硬化性樹脂シートを開発。プライマー不要の簡易な作業で施工できるため、応急処置的に速やかに補修できる一方、塩ビ同士の融着接合よりも高い強度を発現することから高速道路まわりの塩ビ管の破損に悩む事業者などから高い関心が寄せられている。同社は鋼材やコンクリート補修に向けても高機能マトリックス樹脂「CBZ」をガラス繊維や炭素繊維で強化したFRPシートの展開を始めており、国内で今後も成長が見込めるインフラ補修分野での事業拡大を推進していく。
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